MIWAほいく
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er5Chapt8『養護』とは、こどもたちの命を守り、命を保障し、健康な体を保障する。情緒の安定を図る。保育園は、それが保障される場所でもあります。その中でみわの会では『家庭的な環境』の中で生活することに重きを置いています。1日の大半を保育園で過ごすこども達。おうちで過ごす時間以上に保育園で多くの時間を過ごすこども達。だからこそ『家庭的で』『リラックスできる環境』を保障する場所であると考えます。その生活の中で「教育」には、一斉的、強制的に教え込む(いわゆるレッスンではなく)ものではなく、選択肢が複数ある中でこども達一人ひとりが『これやりたい!』という気持ちを持って活動を選択する。その意欲の中で学びが生まれると考えます。そうした環境を保障し、援助するのが「大好きな先生たち」であり、常に子らの傍らにいるかけがえのない存在で在りたいのです。基本的信頼関係(ベーシックトラスト)共感のスイッチ(受け止める・責めない)失敗から学ぶことへの保障(過程の集積)幼虫の時に空を飛ぶ練習をさせたら立派な蝶々になりますか?秋に植えた球根に向かって「早く咲きなさい!」と言わないのは何故? 【元東京家政大学 井桁容子先生】近い将来子どもたちに何が必要か?様々な体験、どんなプロセス?色々な方法があるね!(保育者の援助)「心」を育む問題解決能力を育む主体性・自発性・探索意欲を育む『養護』と『教育』の一体性教育養護

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