MIWAほいく
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ererer14障がいの有無や国籍の違いに関わらず、一人ひとりが認められ、尊重され、助け合いながら自然に輪となり、環となって、育ちあう。(ダイバーシティ=多様性)子どもは大人以上に育ちあうチカラを持っています。社会全体が共に育ち合う社会。保育園はその「原点」とも言える場所です。だからこそインクルーシブ保育を大切にしたいと思っています。インクルーシブ保育では、「違い」を受け入れ、共に育つことの出来る環境を心がけています。「違い」が当たり前であるという環境に身を置くことで、立場の異なる子とのかかわり方を学び、相手を思いやることや、相手の考え方を尊重することを学びます。日本が誇る素晴らしい食文化を『食育児』という形で継承したい。食べることの感謝にはじまり、素材にふれたり、自分たちで作る喜びなどのプロセスを通して、『けんこうなカラダ』は育まれていきます。また、保育園が持つ専門性(離乳食やレシピ、知識)を地域へ発信していくことも大切な役割だと考えています。伝統的な要素のみならず、先ず、食への感謝の気持ち、それから食のプロセス、食を通してのコミュニケーションや楽しさ、それが結果的に「元気な子」「健康なカラダ」を形成します。みわの会では給食室の先生たちも保育者の一人として重要な役割を担っています。保育園は全て「人」に成り立ち、「人」が中心です。「和」(わ)と「輪」(わ)と「環」(わ)。保育園に通う子ども達、ご両親、祖父母、職員、そして地域の方・・・。全てが繋がっていて数千人の「人」に常に関わる保育園。「和」をもって「輪」になって、地域の「環」となることを大切にしています。保育園の「わ」、職員の「わ」、地域の「わ」、家族の「わ」、アタッチメント(安心感)の「わ」社会は「わ」で成り立っています。みわの会では「わ」を大切にして地域の「環」となれる保育園運営を目指しています。みわの会では栄養士も調理師も看護師も用務職も保育士も『保育者』。こどもたちに関わる全ての職員は『保育者』であり、その『保育者』は一人ひとりが大切な保育環境の一部であると考えます。インクルーシブ保育の考え方日本が誇る「食」を「食育」へ「わ」を大切にする10Chapt11Chapt12Chapt

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