MIWAほいく
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er6Chapt10世の中が混沌として多様化しているこの時代だからこそ、自分で考え、自分で選択し、それに責任を持てる大人になってほしいのです。「生きる力」とは「健康な体」と「考える力」、そして時に立ちはだかる「困難に対し、立ち向かおうとする力」が生涯にとって重要な「生きる力」だとみわの会では考えます。それは、「自分の活動を選ぶ経験を積み重ねる」ことで「周りで起こる問題に対して積極的に解決していこうとする能力」を伸ばす事ができる、と考えています。また、保育者やまわりの大人たちが「失敗から学ぶことの保障(過程の集積)」をしていくことが大きな糧となります。例えば「英語」や「体操」「美術」などの時間は「習い事」という概念では捉えません。一つの体験なのです。参加するのもしないのも決めるのはこどもたち。個人の意思を尊重します。一方、保育者においては、『保育環境』をいかに創るか、ということをとても大切にしています。コーナー作り、玩具選び、材料、季節感、個々の発達に『今』何が適しているかという『最適解』。保育者の思いや工夫も「これがやりたい!」という気持ちをひきだしていく重要な要素であると考えます。「一人ひとりが自分の思いを表現できているかな?」そんなまなざしでみわの会の保育者は子どもたちを見守っています。答えがないのも、答えのひとつ 【ネイティブアメリカン ホピ族に伝わる格言】道に迷うことこそ、道を知ることだ 【東アフリカのことわざ】じぶんでかんがえ、じぶんでえらぶ

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